美宇、高校生に負けちゃった…「異質」な相手に対応できず/卓球

 卓球・全日本選手権第5日(17日、丸善インテックアリーナ大阪)女子シングルス5回戦で、2020年東京五輪代表に内定している平野美宇(19)=日本生命=が、前回ジュニア覇者の出沢杏佳(いでさわ・きょうか、17)=茨城・大成女高=に1-4で敗れた。3連覇を狙う伊藤美誠(19)=スターツ=と石川佳純(26)=全農=は5、6回戦に勝って準々決勝に進んだ。

 年下相手に、思いもよらない苦杯を喫した。2年連続の5回戦敗退に、平野が肩を落とした。

 「(相手が)異質なバック(ハンド)でやりにくかった。最後までペースをつかめなかった」

 ボールに特殊な変化を与えるツブ高ラバーをラケットのバック面に張った出沢のショットに対応できなかった。ミス連発で窮地に追い込まれ、第5ゲームは2-7から9-8と盛り返しながら3連続失点で万事休した。

 東京五輪の団体要員となる3人目に選出後、初の大会。半年後の本番へ「どの国の選手からもポイントを取れるよう、大事な場面で自信を持って戦える技術を身につけたい」と臨んだ。出沢は世界的には珍しいタイプだが、「どんな戦型の相手にも勝てるようにならないと」と反省する。

 2017年大会を史上最年少の16歳9カ月で制したが、昨年は4歳下の木原美悠(JOCエリートアカデミー)に敗れ、今回も年下に黒星。「どんどん成長していかないと」。尻をたたかれるような思いで半年後を見据えた。