張本智和 15歳6カ月で史上最年少V!中国選手を破っての優勝は初<グランドファイナル>

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引用元:テレビ東京
卓球ワールドツアー「ITTFグランドファイナル」<12月13~16日/仁川>最終日の16日、男子シングルス決勝で世界ランク5位の張本智和(15歳=JOCエリートアカデミー)が同4位の林高遠(23歳=中国)との頂上決戦を4-1で制した。2004年大会の女子シングルス・郭躍(当時16歳=中国)の最年少優勝を塗り替える快挙を果たした。 対戦相手の林は23歳でレフティー。武器は前陣での高速バックハンドドライブと極めて精度の高い前陣バックハンドカウンターのスピードタイプ。過去の対戦成績は1戦1敗(今年の中国オープンで1-4)。試合は序盤から張本がエンジン全開で第1ゲームを11-4で先取。第2ゲームは3度のゲームポイントを活かせずに13-15で落とす。第3ゲームは台上横から決めるスーパープレーが飛び出し6連続ポイントで引き離して、追走する林を振り切り11-9で奪取。第4ゲームも11-9で奪い勝利まであと1ゲームとする。最後は11-9で奪いゲームカウント4-1勝利。 試合後に最年少チャンピオンになった気持ちを問われると「最高にうれしいです」とコメントして満面の笑みを浮かべた。 【ITTF グランドファイナル】 <男子シングルス 決勝> 張本智和 4-1 林高遠 11-4/13-15/11-9/11-9/11-9 張本智和(はりもと ともかず) 2003年6月27日生まれ、出身地宮城県。戦型は右シェーク両面裏ソフトドライブ型。世界ランク5位。2018年1月の全日本選手権で史上最年少優勝を果たし、日本中が注目する15歳のモンスター。 両親がコーチを務める仙台ジュニアクラブで2歳の時からラケットを握り、小学生時代から数々のタイトルを総なめにして、2016年4月からJOCエリートアカデミーに入ると、その成長がさらに加速し、同年に行われた世界ジュニア選手権では史上最年少での男子シングルス制覇。翌年は世界卓球2017ドイツ(デュッセルドルフ大会・個人戦)に初出場し、男子シングルス2回戦で水谷隼を下すと、史上最年少でのベスト8入りを達成し世界中の卓球ファンを驚かせた。2018年4月のアジアカップでは、世界ランク1位の樊振東(中国)との高速ラリーを制し、自身も「信じられない」とコメントする金星をあげた。
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